コロナウィルスの感染拡大が止まりませんね。北海道では札幌の感染者数が突出していましたが、ここに来て旭川をはじめ札幌以外の各地でもジワジワと広がりを見せています。
現在マスクの着用率は相当高いと思いますが、どうしても外さなければならない場面でのリスクがここ最近強く報道されていますし、実際感染が確認されています。それは飲食の場です。神奈川県知事も、報道番組で「マスク会食」によって感染をかなり防げると熱弁していましたが、その2,3日後にはGo To Eatの食事券の販売を一旦停止しました。やはり「マスク会食」も現実的ではないですよね…。
まさに忘年会シーズンに入ろうというこの時期に、コロナの感染拡大は飲食店にとっては大打撃どころではなく致命的になりかねません。
現在コロナ対策の事業者への給付金はその額から言って大きく2つ、「持続化給付金」と「家賃支援給付金」です。どちらも昨年と売り上げを比較して一定程度減少している場合に申請できます(「家賃支援給付金」はさらに家賃を支払っていることが必要です)が、飲食業に絞って見れば、100%に近い事業者が当てはまるのではないでしょうか?これまで申請の対象ではなかった飲食店も、忘年会が軒並み中止になるとすれば、12月の売り上げに関して申請可能となるはずです。
ですが、ここで注意です。現時点では(延長するべきだとは思いますが)、この2つの給付金の申請期限は来年の1/15です。そして、12月の売り上げが確定するのは12月が終わってから、もしくは今年最後の営業を終えた後ですよね?つまり、12月の売り上げで申請する場合、期限に間に合わせるためには、12月の売り上げを慌ただしい年末年始にまとめないとならないことになります。さらに、必要なのは売り上げだけではなく、確定申告の書類などもあります。また、申請はネットからのみで慣れていないと必ず手間取りますが、申請は1事業者1回、つまり自分で申請する=初めてなので想像以上に時間がかかります。書類が見つからない、足りなくて申請に間に合わない、とならないよう、準備できるものがあれば今のうちに準備しておくことをおすすめします。
そもそも、12月の売り上げを待たなくても、すでに売り上げが減って対象に当てはまっていれば今すぐ申請すべきです。給付金に割り当てられた国の予算には余裕があるので申請が予定より早く締め切られることはなさそうですが、申請が集中すれば審査には時間がかかります。申請できるうちにしておけば早めに給付金を受け取れます。
当事務所では給付金に関する相談は無料です。給付金の対象かどうかや必要な書類がわからなければご案内しますので、メールでも電話でも何でもいいのでご連絡ください。「書類を準備したけど申請の仕方が分からない」「めんどくさいし時間ないから代わりに申請して」など、申請まで依頼される場合は、「持続化給付金」が10,000円、「家賃支援給付金」が20,000円(各税別)で請け負っています。万が一給付されなければ0円です。行政書士は給付金の代理申請が法的に認められています。
もちろん飲食業に限らずその他の事業者も対象になっていますので、給付金の対象に当てはまるのであればぜひ検討してください。
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