今回は自己紹介がてら、前職の勤め先であるガラス工房「淳工房」を紹介します。
行政書士には変わった経歴を持っている方が多いです。例えば、私の周りだけでも、自衛隊や警察官、某自動車メーカーの営業マンであった方がいます。
その中でも、私は負けないくらい(?)の珍しい経歴を持っていると自負しております。それが、前職がガラス職人だったということです。大学を卒業してから始めて10年以上勤めていました。主に「吹きガラス」という技法でガラスを作っていました。みなさんもどこかで目にしたことがあるかなと思います。
淳工房は「木グラス」という木とガラスがコラボレーションした酒器(写真2枚目)や「雪原」という照明(写真2枚目)、フュージング技法によるガラス絵やアクセサリーを30年以上制作している工房です。全国の小売店で販売され、数多くの飲食店でも使用していただいており、海外でも人気を得ています。
工房にはギャラリーが併設され、そこでは工房の全作品を観ることができます。旭川に来られた際は是非足を運んでほしいなと思います。
淳工房のHPはこちらです。
http://juncobo.sakura.ne.jp/
じゃあなんでガラス職人をやめて行政書士になったか、気になりますよね?(大して気にならないか…w)
ガラス工房で10年務める中で、海外でガラスを販売するという経験をしました。シンガポールやマレーシア、上海などで、工房の作品を販売したりPRしました。それぞれ1週間から2週間程度の短期間ではありましたが、全てがとても楽しく良い思い出となっています。逆の立場で考えた時、日本で働いたり生活したりする外国人は日本に来て良かったと思ってくれているのかなと、ふと思いました。
ちなみに、シンガポールでの風景はこちら
マレーシアでの風景はこちら。右の奥が私です、はい。
おまけで、こんなのも載せておきます。シンガポールでの1コマ。
“おでん”の提灯を吊るして売っているのは…バッグ?w
やがて私も結婚し、工房に勤めて10年が近づき、ガラス職人としてやっていけるのかと思い始めてしまったとき、日本にやって来る外国人に日本に来て良かったと思ってほしい、そのサポートをしたいという気持ちが芽生え始めました。じゃあ自分に何ができるのかと考えたとき、行政書士の国際業務は仕事として外国人の在留のサポートをすることができる、外国人に喜んでもらえる職業であることを知りました。そして、資格を取得し、事務所を開業することになりました。
最終的には私が行政書士になった理由の説明になってしまいましたが、淳工房での経験があってこその今であることを言いたかったのです。
今後とも、弊所そして淳工房をご愛顧頂けると幸いですw
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