意識と無意識

先日、旭川市豊岡にあるショッピングセンター「A　MALL（アモール）」で古本市が催されていました。場所はスーパーの前ということもあり、沢山の方が足を止めてはじっくり品定めしていました。

なかなか懐かしい、というより私が生まれる前の雑誌なども並べられていました。何十年も前のものでもかなりきれいな状態でしたね。

みなさん“SDGｓ”って知っていますか？「持続可能な開発目標」ですね。国連が唱えた、持続可能でより良い世界を目指すというスローガンで、最近はテレビでもけっこう見る機会がありますよね？
企業イメージアップでビジネスに利用されている面も少なからずある気もしますが、理念そのものはとても納得・共感できます。
古本市は廃棄物削減などの面でＳＤＧｓそのものですね。

これは旭川の環状線沿いにあるリサイクルショップ「ドンドン永山店」のイベントの風景です。リサイクルもまさしくSDGｓですが、さらには野菜の規格外品販売という食品ロスの問題にまで貢献されています。素晴らしいですね。

SDGｓはここ数年の内に始まった運動なので、今はみんな“意識しながら”色んな取り組みを行っています。これが“無意識で”取り組めるようになれば、本当に持続可能な社会が実現できるのではと思います。

例えば、女優さんがインタヴューで美の秘訣を聞かれたときに「何もやってませんよー」と答えるとします。…実際何もやってないわけないですよね？けど、その女優さんにとっては当たり前にやっていることなので挙げるほどのことではないのかもしれません。それはもう“無意識”の域まで達しているのです。

ダイエットもそうです。意識的に筋トレをしたり走ってみたりしたところで、すぐには効果は出ません。それが習慣化して何も考えずに日々取り組めるようになると、気づいたら理想の体型を手に入れているのではないでしょうか？

みなさんも何か目標ができて新しいことを始めるときは必ず“意識して”スタートします。その“意識”を“無意識”まで持っていければ、気づいたころには目標に達しているのかもしれません。