産業廃棄物処理業の許可とは?

産業廃棄物

 産業廃棄物処理業には大きく分けて「産業廃棄物収集運搬業」と「産業廃棄物処分業」の2つがあります。

 廃棄物つまりゴミには大きく分けて2種類あり、家庭から出たゴミである一般廃棄物と、事業に伴って排出されたゴミである産業廃棄物があります。産業廃棄物処理業にかかわるのは後者のゴミです。

 産業廃棄物収集運搬業とは、他の事業者が出した産業廃棄物を、業として(お金をもらって)、代わりに処分場などへ運ぶことを意味します。

 産業廃棄物処分業とは、他の事業者が出した産業廃棄物を、業として(お金をもらって)、代わりに処分することを意味します。

 産業廃棄物処理業については、廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)で定められていて、行政の許可が必要です。

 許可の条件をクリアして、必要な書類を揃え、役所へ手数料を支払って申請し、申請期間を経て、許可が出ると晴れて産業廃棄物の収集運搬や処分を仕事として行うことができます。

 許可の有効期間は5年で、更新制です。